10/2 日報 19日目

今日は会社で評価があったのだが、自分の評価が思ったよりよく、褒められた。

今の会社の業務には不満はあるけれど、自分がやってきたアウトプットを褒められるのは嬉しい。

 

ただ、やりたくないことで褒められて嬉しいというのは、DV被害者に似た心理もあるので、そのへんは意識しないと無駄な時間と労力を費やしていくことになる。

まあ、美味しそうなところがあればやっていこうというスタンスで。

ちょっとグループ会社でRubができそうな会社があるので、そこへの出向とかどうかなと思ったりもしている。

 

古い文章だが、匿名はてなでいい文章を見つけた。

希望を失った男がプログラミングで救われる話。映画化してほしい。

 

 

10年間を振り返ってみて思う。あの頃と比べて、何か変わっただろうか?

家族や親類とは縁が切れたままだし、いまだに人付き合いは苦手だし、金はないし、夢も希望もない。それは今でも変わらない。ただ、あの頃あれほど感じていた空虚さは、跡形もなく消えている。

西成の高架下で見た光景を思い出す。ガラクタ解体していたおっちゃん。あのキラキラした目。たぶんあの瞬間に僕は、自分にとって一番大切なものは何なのか、心の深い部分で理解したんだと思う。

世界一周だなんだというのも本当はどうでもいい。僕はただ、いつだってドキドキしていたいのだ。

初めて人を好きになったときの気持ち。知らない街で暮らし始めたときの気持ち。そして、プログラムが思い通りに動いたときの気持ち。

それを持ち続けていたいのだ。いつだって新しい世界にワクワクしていたいのだ。

だから僕は、今日ガラクタのようなコードを書き続けている。

ふと目を閉じれば、まぶたの裏に映る、あの日のメッセージ

"Hello world!"

 

 

作成時間 5分くらい